丸キャリセミナー行ってきました。テーマは女性の健康最前線。
今一番気になっている更年期障害とかホルモン補充療法とか月経コントロールとかのお話でございました。
講座の概要↓日経のサイトより引用
2019年 女性の健康週間
丸の内キャリア塾スペシャルセミナー女性の健康最前線~人生100年時代に知っておくべきこと
毎年3月1日から8日は「女性の健康週間」です。15回目を迎える今年のテーマは「女性の健康最前線~人生100年時代に知っておくべきこと」。ご自身のからだのことをよりよく知る機会です。【3月4日開催】18:45~20:30 (開場18:30) 会場:日経カンファレンスルーム
「いつまでも私らしく!女性の健康とキャリアプラン」
「意外に知らない女性のカラダとキャリアプラン」
日経WOMAN編集長 藤川 明日香氏のオープニングトーク。
日経ウーマン編集部の発行部数がいくつとか、読者層が6割シングル女性だとか、
編集部8人のうちシングル3人、みたいな話。
読者に女性の人生についてアンケートした結果とか。
もう少し短くてもよかったかな。
一番衝撃的だったのは、女性の人生を年齢別に分けて、更年期が終わったあと、55歳以降を
ハッピーエイジ・・・だったかな、とにかくハッピーアワーみたいなお花畑な呼称をつけてたこと。
アグリーベティのミード婦人を思い出した。
生理はデトックスにあらず!月経は毒出しとか老廃物じゃないのです!
「月経に振り回されずに生きる!~毎日の生活が楽になる、月経マネジメントのススメ~」
アトラスレディースクリニック 院長 塚田 訓子先生の月経とうまく付き合うためのお話。
いやもう面白かったってば。
話が上手だし、内容濃いし、ほんと時間足りない。もっと聞きたかった。
先生のお話によると、
月経→妊娠をするために、子宮が内膜を厚くして準備をしたけど、受精しなかったから不要になった内膜をはがすことによっておこる。
つまり
月経がデトックスっていう人もいますが、毒とか老廃物じゃないのですから
デトックスではないのです!
妊娠する必要がない人は、子宮内膜を厚くする必要がないのだから、無理に月経を続けないのでいいのです。
機能性月経困難症(とくに病気や原因がないのに、月経がつらい状態)を放置すると、ガンになることもあるので要注意。
今は研究が進んで、海外では365日月経がこなくなるピルも出ている。
子宮頸がんの原因のHPVは8割の人が生涯で一度はかかる。
「子宮頸がん検診のすすめ」
こころとからだの元氣プラザ 理事 婦人科診療部長 小田 瑞恵先生のお話。
これも面白かった。
子宮頸がんの話で、「若い人も検診に行きましょう!」という内容。
ガンはだいたい、年齢が遅くなると発症するものですが、子宮頸がんは30代がピーク。
ここの会場、ほとんどが40代に見えるんだけどなー、あんまりもう子宮頸がん関係ないよなーと、思いつつも聴講いたしました。長女が年頃になったら役に立つかな。
子宮頸がんは原因がはっきりしている唯一といってもいいぐらいのガン。
原因はHPVウイルス。HPVにも16種類ぐらい型があって、そのうちの2種類がガン化しやすいもの。
そして、このウイルスにはセックスデビューした人間であれば、だれでもかかる可能性があり、ある調査によると8割の女性がかかり、そして、ウイルスは数か月後に勝手に消滅するのです。
日本の地方都市(金沢)での調査でも、大学生ぐらいの年代の女性の4割がウイルスにかかって、勝手に治ってたそうです。
そんな、だれでもかかって、勝手に治るHPVウイルスですが
時々、ガン化します。
そして、よくないことに、自覚症状が全然ない。
自覚症状が出るころにはもう、かなりガンが進んでいることになっている。
だから!!!!!がん検診に行きましょう!特に若い人。
おわり。という感じ。
子宮頸がんワクチンについては特に触れず・・・ワクチン、どうなんだろうね。2年に一回キッチリ検査に行けば、ワクチンしないでも大丈夫なの?それだったらいいんだけど。
ほんのりモヤモヤするものが残ったけど、子宮頸がんに対しての理解は深まりました。
あと、セミナー内容とは関係ないけど、先生がとても素敵だった。ご本人も、お召し物も。
私は2列目に座ってたので、よーく見えたのですが、大きなカメオのブローチをされてて、それがすごく素敵だった。女医さん、いいよねー。
更年期終わったらハッピーエイジとかお花畑にならず、しっかり備える!
「女性ホルモンを知って、健康に、若く美しく更年期をのりこえる方法」
医療法人社団ウィミンズ・ウェルネス/対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座・新宿 理事長 対馬 ルリ子先生のお話。
これもこれも面白かったです。そして勉強になったー。今一番気になってることですから。
女性は更年期が近づくと、月経の間隔が減ってきて24日になり、22日になり、20日になり
頻発月経になったかと思うと、3か月とかこなかったり~どんどん閉経に向かう。
更年期障害とは、ズドンと女性ホルモンが減少するタイミングでおこる症状。
男性は女性に比べてゆるやかにホルモンが減るので、女性のような苦しみはない。
現代の閉経は50歳が平均。
閉経を迎えると、女性ホルモンが出なくなる。
わたしたちは、女性の寿命89歳とすると、閉経後30年以上も女性ホルモンなしに生きなければいけない!!!!
女性ホルモンは、生理とかめんどうなことも起こしていたけれど
体を守ってもくれていた。
女性ホルモンが出なくなると、起きうるトラブル
骨粗しょう症・ロコモティブシンドローム
気分障害・生活習慣病・泌尿器系トラブルなどなど
女性ホルモン補充療法が有効。値段もびっくりするほど高くはない。
(自宅に帰ってから調べてみたけど、ピルに比べるとまーまー高いです(TT)
でも、勝手に海外から個人輸入してホルモン補充してはダメ!きちんと医師の指導の下に!
女性は男性に比べて、ガンになる確率は2/3
だけど、うつ病になる確率は2倍ぐらい。
女性がなりやすい病気→鬱、高脂血症、甲状腺機能障害、認知症、関節リウマチ
男性がなりやすい病気→痛風、統合失調症、食道がん、尿路結石、、
病気の性差はあるので、女性がなりやすい病気には要注意。意識するように
まとめ 女性の健康とキャリアプランにはかかりつけ婦人科医が不可欠!
当たり前ですが、どの先生もちゃんと病院に行くようにと言ってました。
そうはいっても、、、仕事と家事に忙しい日本人ワーママが婦人科に行くのは、ついつい後回しにしてしまいます。
でも、なんか今日のセミナーを聞いていて、婦人科行ってみようかな・・・という気分になりました。
月経マネジメント、それからもうすぐそこまで迫っている更年期障害に向けての情報収集と準備。
自然な状態がいいって言っていると、手遅れになってしまったり、QOLを下げている可能性もあるので、面倒くさがらずに行こうかな。
まずは、婦人科医探しからですが^^;;できれば女医さんがいいなー。今回の講師の先生方のクリニック、東京だから会社帰りに行けるかな。
あ、あと、副題になってた「キャリアプラン」はあんまり出てきませんでした。あえて言うなら、生理でキャリアの大事な局面をフイにしないためにも、月経マネジメントがは大切!みたいな話かな。
コメント