子育て中の人なら、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
写真アルバム。
写真はデジカメやスマホで撮影して、たくさん撮りますが、昔の写真を振り返ることがほとんどなくなりました。
でも、なにか形にしておかないといけない・・・と思いますよね。
実は私、写真業界勤務経験15年以上です。そして超ズボラ。こんな私が、本当に無理なく続けられたアルバム。
しかも高品質で、ずっと残るアルバムづくりのコツを記載します。
10年続けられるコツは年に1冊!
10年続けられるコツ・・・それはズバリ。年に1冊です。
巷には
月に1ページで無理なく続けられる~
とか
毎月1冊~
などと、世の中にはさも「毎月1回定例でやること」が、簡単であるようにうたうアドバイザーや、写真業界のサービスであふれています。
でも、断言します。
忙しい子育てママには月に1冊なんて無理です。
忙しくなくても、1ヶ月スパンというのは短すぎです。
子供の運動会ひとつとっても、長男の小学校は9月で次男幼稚園は10月とかもあるので、簡単に切ることはできません。
発表会のリハが11月で、本番は12月みたいにね。
また、私の経験から、、、というより、写真業界で把握しているデータとして
写真をたくさん撮る月と、撮らない月
というものがあります。
「撮らない月の思い出(日常)も残したほうがよい」
という意見もあります。
しかし、子育てママ目線で言えば、旅行やイベント事と、日常写真に対して感じる「残したい気持ちの大きさ」は絶対に違います。
毎月同じペース、枚数で写真を残していくと、スペシャルに残したい海外旅行や盆の親戚大集合が入る8月の写真も、特に何もなかった6月の写真も、同じ量を残すことになってしまいます。
それはナンセンスであると感じます。
やはり、1年の単位でアルバムを1冊作るのがベストです。
また、家の収納場所の考え方でも、月に1冊アルバムが増えていくのは・・・あり得ないと思っています。
※写真業界としては、月に1冊作ってもらったほうが儲かるから良いと思うのです。だから実名では書けません・・・でも、子育てママの実感としてあえて書きました。
※こちらの↓の本に書いてあるような『1ヶ月に12枚写真をプリントして、年1冊のアルバムを作るやり方』が「ズボラでもできる簡単写真整理術」としてもてはやされています。
しかし、このやり方では、これから私がご紹介するアルバム製本サービスを利用するより、ずっと面倒ですし、高くなるのですよね。。。
写真業界的には高くなるということは儲かるということだから、いいのかもしれないけど、私は疑問を感じています。
無理なく続けられるコツは、パソコン注文タイプで何年かに1回つくること
さらに無理なく続けられるコツです。それは、
・手作りしなくて良い
・毎年作らなくても良い
ということです。
手作りしなくて良い
手作りアルバムこそ母の愛情!と考える向きもあります。
が、無理です。酔狂で1冊か2冊作りましたが、面倒すぎてやってられません。
スクラップブッキングとかアルバムカフェとかフォトコラージュは、ママ同士のコミュニケーションイベントであると、とらえたほうが良いかと思います。
(私もすっっごく、その手の資格はとっちゃったし、道具も集めちゃったけどね)
私たちはデジカメ、パソコン、スマホという文明の利器を持っているのでそれらを活用しましょう。
毎年作らなくても良い
作成期間についても、毎年ではなくていいと断言します。
昔と違って、パソコンや外部HDDの性能もあがり、値段が下がって、大量の写真を保管できるようになりました。
普段はデジカメやスマホで写真を撮ったら、パソコンに写真を放り込んでおいて、作れる時がきたら作ればいいんです。
毎年、「この日に作る」となると、義務になってしまい、つらいです。
さらに作った後で、「2冊注文すると、2冊目半額キャンペーン!」「思い出残そう20%オフキャンペーン」とかがはじまったりすると、地団駄を踏むことになります。
やはりここは、ゆるーく、「やる気が出たら作ろう」「次のキャンペーンが来たら作ろう」そしてそれは、「パソコンを買い替える前までに作ろう」ぐらいでいいと思います。
時には「2冊目半額キャンペーン」「3冊目無料キャンペーン」を活用するために、1年分のアルバムを2冊に分けて作るのでもいいと思います。
とにかくフレキシブルに。臨機応変に。
※わたしも、キャンペーンを活用するため2015年分、2016年分、2017年分の写真アルバムをまとめて作りました。
データなので、劣化することもなく3年前の写真を使ってアルバムが作れるのもうれしいところです。
重要なのは、コスト面でも無理なく作れて、10年続き、ずっと保管できるアルバムを探すこと
この年単位で、臨機応変にアルバムを作る方法で重要なのは
10年続いて、ずっと保管できるアルバムを探すことです。
同じデザイン・サイズでずーーーーっとつくって残したいですよね。
コスト面を重視しすぎて1,000円以下の印刷系アルバムを選択して、ふと気づいたらボロボロになっていた・・・というのでは本末転倒です。
(紙系の印刷アルバムは、コストが安く。雰囲気も軽い感じでいいのですが、繰り返し見る耐久性を重視していません。そのため、なんどもページをめくっていると、ページ端が紙質によってはモロモロしてくる可能性があります)
だからといって、結婚式アルバムや成人式アルバムに使うような、クリスタルコート加工ガラス加工は、1冊がウン万円とかになってしまって高くて続けられません。
また、続くかどうかわからない新規メーカーのアルバムを選んで、数年でサービスが終わってしまっては、これも良くありません。
古くからあって、今後も続いていくと思われる写真現像所系(FUJIFILM・キタムラ・プラザクリエイト等)のラミネート加工した印画紙のアルバム(ハードカバーとかリングタイプという商品名のもの)がコストと品質のバランスが良いと思います。
10年続くアルバムはズバリ!費用面でも記載あり
こういった観点で、わたしが写真業界を見ていますと
・上製本タイプのA5サイズ。銀塩写真印画紙仕上げ(ラミネート加工あり)
・上製本タイプのA4サイズ。銀塩写真印画紙仕上げ(ラミネート加工あり)
であれば、FUJIFILM、キタムラ、アスカネットなどの大手各社がずっと続けて、ほぼ同じ感じで出しているので、途中でメーカーを変えることもできて良いと思います。
※製本だけは上製本がいいです。見開きをパカっと開いたとき、真ん中のほうの写真まできっちり見えますので。
しかも、オシャレです。
お値段的には、16ページ3,000円程度。
(前後2ページが表裏表紙になりますので、実際に写真が入れられるのはページ数-2です)
子育てファミリーで夏のビッグイベント(旅行)が1回のファミリーなら、A5サイズ32ページ4,500円が適当かなぁと思います。
保管する棚の高さに余裕があれば、お値段は高くなりますがA4サイズでもいいかもしれません。
年間の思い出を残すお金が10,000円以下程度だったら、悪くないと思います。
長くなってきましたので、実際に作成する時のコツは次回に。
↑アルバムで検索して出てきたプリザーブドフラワー。
個人的にはこういうの、大好きです☆写真が1枚しか飾れないけどねー。
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